2023年7月1日(土)・2日(日) 日本橋公会堂(日本橋劇場)にて第17回発表会が開催されました。
水谷美どり :ソレア、エルビト
発表会を終え安堵の気持ちと、達成感や満足感など、色々な気持ちを味わいました。
仲間と一緒に二年間かけて作り上げた演目。
しかし、私事ではありますが、父が亡くなり、転んで顔面打撲など、精神的にダメージが大きい2年間でしたが、その中で立ち直れたのは、下手ながらでも『好き』で、いられるフラメンコでした。ご指導頂く先生方や、一緒に練習する仲間のパワーは本当に大きなものだと実感いたしました。傍で 陰ながら支えてくれた家族をはじめ、先生や仲間に感謝の気持ちで一杯です。
今までの発表会とは違う何か不思議な力を感じました。
エルマナス 最高!
仲間も 最高!
好むものは、楽しむ事にしかず! です。
北川由希子 :クラシコ、タラント
コロナ禍を経て、今年の発表会は、ほぼ例年通りの状況で開催され、舞台上の笑顔も満開になりました。
私は2曲踊らせて頂きました。
〈ファリャ『三角帽子』より〉
私は千琴先生のしなやかな踊りを学びたくてクラシコを毎回受講。年々、出されるお題もバージョンアップしていてギョッとしながらも楽しい時間を過ごしています。
特に発表会前の構成を覚えることは大変で、かつては1ヶ月前から始まった構成も、紆余曲折を経て3ヶ月前から開始されました。構成が始まると、今までの踊りが全て飛ぶというイリュージョンが蔓延します。「振りを変えないで〜」と何度先生に言われたことか。
発表会で披露した踊りは、先生の忍耐で出来上がっているのでした。
〈タラント〉
私にとって一番難しい課題満載のヌメロでした。
習い始めて直ぐに、私はただ音を聞いているだけで応える事は出来ていないと気付きました。
毎回レッスンは底抜けに楽しいものの、反面深く悩みました。帰り道、傷だらけの心を抱えた仲間との会話はいつも「全然、わかんない!!」
悩み続け、あっという間に2年が過ぎ、迎えたエンサージョで迷いが消えました。発表会本番では千琴先生のパルマに力を注入して頂き、踊り切りました。
今では忘れられない大好きなヌメロです。
大きな愛を持って何度も繰り返し辛抱強く教えて下さった千琴先生、諸先生方。そして愉快で大切なこれからの人生の目標にしたい沢山の仲間。
『本当に有難うございました、これからも宜しくお願いします』