2015年10月18日(日)恵比寿のサラアンダルーサにて、第6回スタジオライブが開催されました。
寺嶌 美百合 : ロメーラ
私事ですが、息子二人が大学に上がり、子育てが落ちついた事と、自分も体力的に充実できている今だ、と思い切って今回出演を決めました。
本番いきなり客席から”かわいぃ~”の声がかかった時は、年甲斐もなくこの格好(フリフリ衣装)は、ちょっとやりすぎたか?と一瞬ひるみましたが(。。;)
今までの発表会の群舞と全く違ったのは、エンサージョから曲の構成、衣装に至るまで、全て一人でやらねばならないということ。その不安と緊張は、凄まじかったです。如何に今まで自分が他力本願であったかが露呈されました。
寝る前にロメーラ、夢の中でロメーラ、朝起きたらロメーラ、仕事の合間にロメーラ、なんて日が続き…。そんな私に色々とアドバイスして下さった先生方、先輩方、暖かい言葉をかけてくれた仲間の皆さん、本当に感謝しています。
ロメーラというヌメロと出会い、曲の明るさに助けられました。ロメーラを踊っていると、本当に楽しくて自然と幸せな気持ちがあふれてくるんです。 ほんの7分ちょっとのヒロインになれる素敵な体験。ソロの舞台に立った者にしか味わえない事なんだと実感しました。
今回学んだ、1歩1歩を大事に踏み、カンテ・ギター・パルマに耳を研ぎ澄ませて踊ることを大切に、これからもレッスンに励みたいと思います。
柏美代子 : ソロンゴ
「ソロンゴは難しいし、今は仕事も忙しいから、今回はやめておこうかな」
スタジオライブ出演者募集が始まった頃、私はこっそりそんなことを考えていました。
しかしその気持を見事に覆してくれたのは、「ソロンゴ踊りなよ」「一緒に出ようよ」と背中を押してくれたクラスの仲間です。
群舞では、振りを覚えて最後まで踊ることが目標でしたが、ソロでは振付が一通りできても、追求することはいくらでも出てきます。これは群舞ではなかなか経験することのなかった、ソロならではの醍醐味であり、練習を終えた今では、正直これが恋しく感じられるほどです。
そして何より、ソロで踊る機会をいただけるというのは大変恵まれていて、練習を指導し、応援し、見守ってくれる人たちがいるということは、本当にありがたいことなのだと実感しました。
ご指導いただいた先生方に、この場を借りて御礼申し上げたいと思います。